Zoomでの初オンライン授業
HBSでは来週が春休み、そして再来週からはコロナウイルス対策としてオンラインに移行して授業が再開します。
同じセクションメイトと教室で時間を共にするとことが今週で最後ということもあり、セクションで記念撮影をしたり、授業後にはソーシャルイベントも企画されました。
去年の夏から共に過ごしてきた93名のセクションメイトとしばらく会えなくなると思うと、本当に寂しいです…。
そして今日は、再来週以降の準備として、急遽、Zoomを使用したオンライン授業の予行演習が実施されました。
初のオンライン授業ということで、まだ手探り状態ではありましたが、思っていた以上にトラブルも少なく、上手く行ったのではないかなと思います。
予行演習では、教授がいつも通り議論をファシリテートし、発言したい生徒は「Raise Hand」というボタンをクリックすることで、意思表明をします。
そのクリックを見て、教授が指名し、生徒がマイクのミュートを外して発言する、といった仕組みです。
特に発言したいことが無かったのに間違えてRaise Handをクリックしてしまったり、教授から指名されたのにマイクをミュートしたまま話し始めてしまったりなどの細かいミスはありましたが、大きなトラブルはなかったように思います。
また、途中で小さいグループに分かれて議論するという機能も試しました。
Zoomによって90名超の生徒がランダムに4名のグループにアサインされ、「Breakout room」という別のチャットグループへの招待がポップアップします。
Breakout roomに入ると、そこで他の3名の生徒と合流する、という流れです。
しばらくすると、このBreakout roomを退出してメインのグループに戻って来てくれ、というポップアップが表示され、再度90名超の生徒と教授がいるグループに戻ります。
これまでは自分の席に近い生徒としか議論ができませんでしたが、物理的な制約が無いオンラインでは、普段はなかなか授業中に話せなかった生徒とも議論をする機会がある、という意味では、クラスルームの授業にはないメリットも感じました。
ただし、やはりそうは言っても、既に色々な部分でオンライン授業の物足りなさや不便さを感じました…。
HBS生のことなので、このような課題を解決する様々なクリエイティブな案が今後出てくるとも思うので、またブログで共有します!
同じセクションメイトと教室で時間を共にするとことが今週で最後ということもあり、セクションで記念撮影をしたり、授業後にはソーシャルイベントも企画されました。
去年の夏から共に過ごしてきた93名のセクションメイトとしばらく会えなくなると思うと、本当に寂しいです…。
そして今日は、再来週以降の準備として、急遽、Zoomを使用したオンライン授業の予行演習が実施されました。
初のオンライン授業ということで、まだ手探り状態ではありましたが、思っていた以上にトラブルも少なく、上手く行ったのではないかなと思います。
予行演習では、教授がいつも通り議論をファシリテートし、発言したい生徒は「Raise Hand」というボタンをクリックすることで、意思表明をします。
そのクリックを見て、教授が指名し、生徒がマイクのミュートを外して発言する、といった仕組みです。
特に発言したいことが無かったのに間違えてRaise Handをクリックしてしまったり、教授から指名されたのにマイクをミュートしたまま話し始めてしまったりなどの細かいミスはありましたが、大きなトラブルはなかったように思います。
また、途中で小さいグループに分かれて議論するという機能も試しました。
Zoomによって90名超の生徒がランダムに4名のグループにアサインされ、「Breakout room」という別のチャットグループへの招待がポップアップします。
Breakout roomに入ると、そこで他の3名の生徒と合流する、という流れです。
しばらくすると、このBreakout roomを退出してメインのグループに戻って来てくれ、というポップアップが表示され、再度90名超の生徒と教授がいるグループに戻ります。
これまでは自分の席に近い生徒としか議論ができませんでしたが、物理的な制約が無いオンラインでは、普段はなかなか授業中に話せなかった生徒とも議論をする機会がある、という意味では、クラスルームの授業にはないメリットも感じました。
ただし、やはりそうは言っても、既に色々な部分でオンライン授業の物足りなさや不便さを感じました…。
- クラスルームでの授業ほどの迫力や臨場感は無い
(クラスルームでは、教授が生徒の席の間を縦横無尽に動きながら議論をファシリテートしたり、何面にも分かれた黒板を上下に動かしながらケースを分析して授業を進めてきました。オンラインでは、そのダイナミックな臨場感がなかなか感じにくそうという印象を受けました) - セクションメイト全員の顔を同時に見られない
(パソコン画面のサイズの制約上、Zoomの一画面に表示される生徒の数が限られてしまします。これまでは、クラスルームを見渡せば全員の顔が見られたのですが、Zoom上では画面をスクロールをしないと顔を見られない生徒が多いのが残念です) - 注意が散漫になる
(教授に気づかれずにSlackやWhatsAppなどのアプリで生徒がチャットをしたり、何か別の作業を並行して進めるなども既に起こっていました。これまでHBSでは生徒のエンゲージメントを最大化するために、授業中はパソコン、ケータイ含め、電子機器の使用は一切禁止されていましたが、今回のように授業そのものがデジタルに移行すると、生徒のマインドが100%授業に向けられないリスクもありそうです) - クラスのリアクションを感じづらい
(教授と、発言をしている生徒1人以外の残りの90名超の生徒は、基本的には音声をミュートして授業に参加することになります。普段のクラスルームでは、誰かが面白い発言をすると、それに他の生徒が反応して教室が笑いに包まれるのですが、オンラインではそれが感じられなさそうです。笑いだけでなく、何か納得のいかない発言に対してクラスがざわついたり、共感することに対して感歎の声をあげたり、という反応がオンラインでは無音になってしまうので、どこか味気なく感じてしまいます) - 生徒同士の自由な議論が難しい
(クラスルームでの授業では、異なる考えを持つ生徒同士が意見をぶつけ合い、白熱した議論になることも多くありました。そのような議論が、新たな考え方や視点を学ぶ上で非常に有益だったのですが、オンラインだと反論のタイミングを逃したり、お互いに様子を見合ったりして、議論が今までのようにヒートアップすることも少なくなるのではないかなと思います)
HBS生のことなので、このような課題を解決する様々なクリエイティブな案が今後出てくるとも思うので、またブログで共有します!
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